NEWS | アート
2018.07.13 15:50
夢は、世界中の段ボールを拾うこと-。世界30カ国の街⾓で段ボールを拾って、かわいくてカッコいい財布にする。不要なものから⼤切なものを⽣み出す、いま世界が注目する段ボールアーティスト・島津冬樹の活動に追ったドキュメンタリー映画「旅するダンボール」が、2018年12月7日(金)からYEBISU GARDEN CINEMA、新宿ピカデリーほか全国で公開される。
島津は自身を「段ボールピッカー」とも呼ぶ。誰もが見向きもしない段ボールを、デザイン、機能性を兼ね備えた段ボール財布に生まれ変わらせる。こうした活動は、リサイクルや再利用といった概念の先を行く「アップサイクル」の可能性を示唆している。
本作は、島津が出会う、段ボールと深く、浅く、近く、遠く、関わる⼈たちとの温かい交わりを3年間に渡り追っている。彼の段ボール愛は、地球や人類への愛に通じているのだろう。
また、関連企画として「Carton × 富山 旅するダンボール展」も2018年7月12日(木)から8月26日(日)まで、D&DEPARTMENT TOYAMAにて開催される。映画を観る前に、島津の作品に触れる絶好の機会である。
Carton × 富山 旅するダンボール展
- 会期
- 2018年7月12日(木)~8月26日(日)
- 会場
- D&DEPARTMENT TOYAMA
- 時間
- 10:00~19:00
- 詳細
- https://static.d-department.com/jp/archives/sights/56778