NEWS | アート
2018.07.10 12:58
アメリカ・ネバタ州の荒野に年に一度出現するブラックロック・シティで2018年8月26日(日)から9月3日(月)にかけて行われる、一風変わった大規模野外イベント「バーニングマン(burningman)2018」に、巨大な鏡の球体「The ORB」が出展される。
「The ORB」は、地球を50万分の1に縮小した直径約100フィート(30メートル)の球体で、表面は鏡になっており、空中に浮かんだように展示される。
プロジェクトの発起人は、デンマークの建築家ビャルケ・インゲルス(Bjarke Ingels)が率いる芸術家と建築家のグループ「ビャルケ・インゲルス・グループ(BIG)」のヤコブ・ランゲ(Jakob Lange)だ。
「地球を愛する者にとっては、移ろいゆく日々とその下で展開される生活やアート作品を映す鏡となり、SFファンには新たな惑星、旅行者には道しるべ、パーティ好きにはミラーボールにもなりうる」と語るように、芸術と実用性の軸になるような作品で、同イベントにおけるランドマーク的作品となるだろう。
現在はまだ製作段階の模様で、完成が待たれる作品だ。なお、完成に向けてはファンドレイジングも実施中だ。