写真同人誌「地平」41年ぶりの復刊
2018年6月30日(土)からCASE TOKYOで「地平」展が開催

大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ専門学校・大阪)の教員だった百々俊二を中心に、博多を拠点に写真活動をしていた20~24歳の学生・教員仲間が制作・刊行し、1972年4月の創刊以降、第10号まで5年間にわたり刊行された写真同人誌「地平」が、この度41年の時を経て復刊することになった。

百々を含め、20~70代の写真家7名が集まり、「大阪」をキーワードに2ヶ月間撮影を行った。メンバーには、百々俊二、阿部淳、野口靖子、山田省吾、松岡小智、赤鹿麻耶浦芝眞史。誰でも自由に発信できる時代にあえて写真集を制作し、その過程を通して写真集の意義を考え直すものだ。

あわせて、東京・渋谷のCASE TOKYOでは、2018年6月30日(土)から8月4日(土)まで「地平」展が開催される。写真集未収録作品も含めたプリントを展示する他、来場者が写真を選び製本までおこなう、世界に一冊の「地平」をつくるワークショップも実施する。End

「地平」展

会期
2018年6月30日(土)~8月4日(土)
会場
CASE TOKYO
開廊時間
火曜日~土曜日 11:00-19:00
休廊日
月曜日・日曜日・祝祭日
詳細
http://case-publishing.jp/jp/exhibition/chihei