NEWS | 展覧会 / 建築
2018.06.26 18:21
東京都庭園美術館では、2018年6月30日(土)から9月17日(月・祝)まで、ブラジル北部のアマゾン河やシングー川流域で暮らす先住民が作る一木造りの椅子を集めた、世界でも類を見ない「ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力」展が開催される。
動物のフォルムや機能的なフォルム、そして独特な幾何学模様で、ユニークな造形作品として知られるブラジル先住民の椅子。これは元々、日常生活の中で使用したり、シャーマンによる儀式や結婚式等の特別な機会に用いるなど、生活や伝統、独自の神話と深く結びついており、コミュニティ内の文化的・社会的なシンボルでもあったという。
本展は、サンパウロに拠点を持つ美術・建築関連のベイ出版が所有するベイ・コレクションから約90点を取り上げ、先住民独自の感性から生まれた造形に、人間の豊かな想像力の発露を読み取ろうとするものである。
会場構成は建築家の伊東豊雄氏が担当。夏休み期間にはサマーナイトミュージアムも開催され、夜の雰囲気の中で美術館を楽しむことができる。
ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力
- 会期
- 2018年6月30日(土)~9月17日(月・祝)
- 開館時間
- 10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
※7月20日~8月31日までの毎週金曜日は夜21:00まで開館(入館は20:30まで) - 休館日
- 第2・第4水曜日(7月11日、7月25日、8月8日、8月22日、9月12日)
- 会場
- 東京都庭園美術館 本館+新館ギャラリー1
- 詳細
- http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/180630-0917_benchesofthebrazilian.html