NEWS | インテリア / 展覧会
2018.06.27 17:55
静岡県掛川市の資生堂アートハウスでは、19世紀末以降、次々に発表された多様な香水のために創作された、ユニークでデザイン性に富んだ香水瓶を取り上げた「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン」展を、2018年7月3日(火)から9月2日(日)まで開催する。
本展では、ルネ・ラリックをはじめ、彫刻家として活躍し、1920年代からは香水瓶のデザインに偉才を発揮したジュリアン・ヴィアール、シュルレアリスムの画家として知られたサルバドール・ダリなどによる独創的な作品を交えながら、19世紀末から約100年の間に制作されたおよそ90点を展示する。
また、タピスリーは1960年代から70年代にかけて国内で制作されたもので、京都の美術織物を専門とする工房などに資生堂が依頼し、岡 鹿之助や前田青邨など当時の画壇を代表する作家の原画をもとに、一点物として織り上げられた。
好評を博した「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー ラリックとバカラを中心に」展に引き続き、香水瓶もタピスリーも、その豊かな装飾性によって、人々の生活と心に悦びをもたらしてくれるだろう。
「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン」展
- 会期
- 2018年7月3日(火)~9月2日(日) 入場無料
- 休館日
- 月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日)、夏季休館:8月13日(月)~8月16日(木)
- 会場
- 資生堂アートハウス
- 詳細
- http://www.shiseidogroup.jp/art-house/exhibit/