NEWS | プロダクト
2018.06.19 14:23
JR東日本は、工業デザイナーの奥山清行氏(KEN OKUYAMA DESIGN)がトータルデザインを担当した新型観光特急列車「E261系」を発表した。インバウンド観光客のさらなる増加が予想される、東京五輪開催年の2020年春に運転開始予定。首都圏から近く、美しい海や白浜、温泉など自然の恵み豊かな伊豆半島への旅を演出する。
エクステリアデザインは伊豆の圧倒的で雄大な自然を表現。エクステリアのベースカラー・紺碧色は「伊豆の海と空」、車両前面から屋根上にかけてのホワイトは「伊豆の砂浜が太陽の光を受けて金色に輝く様子」、車体側面のグレーは「溶岩地形である城ヶ崎海岸の黒々とした岩石」をイメージしているという。
車窓の景色の移り変わりを感じられる開放的な車内空間を提供するため、各車の車体側面の上部に「天窓」が設置されている。
また、この車両の食空間をプロデュースするのは、ユニークなカフェ・レストラン空間を創造するTRANSIT GENERAL OFFICE。テーマは「ヌードル(麺)」で、日本人が愛してやまない麺文化をインターナショナルに発信する空間をつくりだす。