NEWS | アート / 展覧会
2018.06.14 12:01
愛媛県美術館にて、2018年6月30日(土)から2018年9月2日(日)まで、夏目漱石の小説「坊っちゃん」を軸にその魅力に迫る「坊っちゃん展-祖父江慎・梅佳代・浅田政志・三沢厚彦-」が開催される。本展は、道後温泉を中心に展開するアートイベント「道後オンセナート2018」の参加アーティストでもある4名が手がけるものだ。
漱石の原稿書き間違いもあえてそのまま活かした無修正版「心」(岩波書店)を発表した祖父江慎は、自身の「坊っちゃん」本も披露するほか、本展のアートディレクションも担当。また、「アニマルズ」シリーズで人気の彫刻家・三沢厚彦は、「猫」や漱石をモチーフにした新作を手がける。
写真家の梅佳代は、市内の中学校の野球部男子生徒を「坊っちゃんたち」として親密感のある表現で活写。同じく写真家の浅田政志は、ユーモアを交えた視点で「坊っちゃん」に登場する名シーンやアイテムをカメラに収める。
漱石・子規の関連資料や、その他「坊っちゃん」にまつわる多岐にわたる資料も合わせ、これまでにない「坊っちゃんワールド」が堪能できる。
坊っちゃん展-祖父江慎・梅佳代・浅田政志・三沢厚彦-
- 会期
- 2018年6月30日(土)~9月2日(日)
- 時間
- 9時40分~18時(入場は17時30分まで)
- 会場
- 愛媛県美術館
- 休館日
- 月曜(ただし、7月2日(月)、7月16日(月・祝)、8月6日(月)は開館し、翌日火曜休館)