無印良品有楽町店が展開するATELIER MUJIにて、2018年6月29日（金）から9月2日（日）まで、「フランスの、さわってたのしむ絵本読書室」展が開催される。本展では、フランスの絵本工房で手作りされた、目のみえない子どもたちのためのとびきり素敵なさわる絵本たちと、大きくて愉快なさわるポスターが展示される。

参加するのは、ブルゴーニュ地方のタランという街にある、日本語で「夢見る指先」という意味をもつ絵本工房、Les Doigts Qui Rêvent（レ・ドワ・キ・レーヴ）。ここでは、クリエイターや専門家、福祉作業所やボランティアが協働し、目の不自由な子どもたちのための絵本をアイデアやこころを込めて一冊一冊丁寧に手作りしている。

本展はいわば、さわってたのしむ小さな読書室。両手や五感をとぎすまして、やさしくゆっくりと楽しむことができる。また、「触る文化」に造詣の深い国立民族学博物館・広瀬浩二郎准教授による関連イベントも行われる。