使う人の視点で優れた商品デザインを広くユーザーから集め、商品化を目指すコンペティションであるコクヨデザインアワード2018が今年も開催される。募集期間は2018年6月22日（金）から8月31日（金）まで。

今回の募集テーマは、BEYOND BOUNDARIES。コクヨの事業領域でも、仕事と生活の境界の曖昧さ、コミュニケーションのフラット化が進むなど、既存の境界が変化しているという。また、国や文化、ジェンダーなど、社会的にも境界を越えるというテーマは注目されている。当コンペティションでも、社会的な境界や身の回りの小さな境界など、境界を越えて見える新しい世界や人、物事の関係性の提案が要求される。

募集対象は、働く、学ぶ、暮らすシーンで用いる文具・家具・道具全般。コクヨの主要商品カテゴリーのみならず生活で用いる道具全般が対象。審査基準は、新しい価値を提案している、生活のシーンを提案している、商品化の可能性がある、の3点とされている。

審査員は、昨年同様、植原亮輔氏、川村真司氏、佐藤オオキ氏、鈴木康広氏、渡邉良重氏、黒田英邦（コクヨ株式会社 代表取締役 社長執行役員）の6名が務めるようだ。