NEWS | 展覧会
2018.05.28 14:46
太宰府天満宮にて、2018年7月1日(日)まで、フィンランドとつながりの深い二人の日本人アーティスト、陶芸家・石本藤雄と写真家・津田直による「太宰府、フィンランド、夏の気配。」が開催されている。
1970年からヘルシンキを拠点に活動し、「マリメッコ」でもデザイナーとして活躍した石本は今回、陶展「実のかたち」で新作を発表。自然へのまなざしから導き出されるモチーフと、独自の感性による色彩の豊かさが特徴的で、初夏をテーマに、冬瓜や太宰府天満宮の象徴である梅などの果実をモチーフにした作品がみどころ。
また、世界中を旅して人間と自然の関わりを見つめる津田は、写真展「辺つ方の休息」で撮り下ろし写真作品を展示。辺つ方(へつべ)とは「岸に近い方」や「岸辺」を意味する古語で、フィンランド南西部にあるヴァーノ島で芽吹いた植物など、北欧の初夏を感じられる作品に仕上がっている。
「太宰府、フィンランド、夏の気配」
石本藤雄「実のかたち」展 津田直「辺つ方の休息」展
- 会期
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2018年5月12日(土)~7月1日(日) 9:00-16:30(入館は16:00まで)
月曜休館(6/25は開館) - 会場
- 太宰府天満宮 宝物殿企画展示室・文書館
- 料金
- 拝観料
- WEB
- http://www.dazaifutenmangu.or.jp/natsunokehai/