ショコラティエにとって最高の栄誉であるM.O.F.（フランス国家最優秀職人賞）を30歳の若さで獲得したパトリック・ロジェ。ショコラティエである一方、彼は芸術家としての顔を持つ。

そんな、彼の芸術家としての顔が見られる日本で初の彫刻展「TRAVELS TRAVEL(LER)」が、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で、2018年6月2日（土）～7月2日（月）まで開催される。

当展は、「空想しながら鑑賞する」という意味が込められ、彼の研ぎ澄まされた感性と創造性への情熱を投影した彫刻作品を鑑賞することができる。展示デザインは、2017年に東京国立博物館で開催された「フランス人間国宝展」での空間演出も手がけた建築家のリナ・ゴットメが行う予定だ。