NEWS | 建築
2018.05.22 10:55
ドイツの総合化学メーカー・BASFが同国南西部の都市ルートヴィッヒスハーフェンで、初のクリエーションセンターをまもなく開設する。ショールームとは違う柔軟かつクリエイティブな空間になるという。
BASFサイト内にある、かつての防空シェルターの上部に一辺22メートルの立方体構造が建てられる予定。ステアタワーおよびエレベーターでアクセスすることとなる。カーテンウォールは、光と影が交差する魅力的なビジュアル効果を取り入れている。外郭構造は2018年秋に完成、2019年中頃にオープン予定。東京、上海、ワイアンドットでもクリエーションセンターを順次開設予定だ。
このクリエーションセンターのコンセプトの中核にあるのは、実在する材料と最新デジタル技術の融合。製品ソリューション開発の専門知識を集結させ、デザイナーとともに最新のシミュレーションテクノロジー、視覚化技術や3Dプリンタを活用して、アイデアを理想的なソリューション開発へと導く、顧客体験型のクリエイティブ空間となるようだ。