NEWS | 展覧会 / 工芸
2018.05.11 15:45
スウェーデンを代表するデザイナーであり、陶芸家でもある、インゲヤード・ローマン(1943年、ストックホルム生まれ)の日本で過去最大級の展覧会が東京国立近代美術館工芸館にて開催される。
彼女が作る、機能性を重視した日常づかいのガラス食器や陶磁器は、色も形もきわめてシンプルで美しい。木村硝子店とのコラボレーションも記憶に新しい方も多いのではないだろうか。
本展は、日本とスウェーデンの外交関係樹立150周年を記念して開催され、作家である彼女自身が選んだ代表的な作品を中心に約200点が集められ、その幅広い活動を紹介する日本で初の本格的な展示となる見込み。
また、展示デザインを手がけるのは、グッチやルイ・ヴィトン、京都のスフェラ・ビル等のインテリアデザインを手がけた世界的に注目される気鋭の北欧デザイナー、Claesson Koivisto Rune(クラーソン・コイヴィスト・ルーネ)が担当する。
日常とデザインをつなぐ彼女の思考はもちろん、スウェーデンの今に触れられる貴重な機会となるはずだ。(Photos by Anna Danielsson/Nationalmuseum, Sweden)
日本・スウェーデン外交関係樹立150周年 インゲヤード・ローマン展
- 会期
- 2018年9月14日(金) – 12月9日(日)
- 会場
- 東京国立近代美術館工芸館
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園1-1
Googleマップで見る> - 詳細
- http://www.momat.go.jp/cg/