▲京都・新風館の中庭

革新的でデザインコンシャスで世界展開するエースホテル（Ace Hotel）が京都に上陸する（2019年末に開業予定）。アメリカ国外への展開は、世界で見るとイギリス・ロンドンに続き、3ヶ国目となる。

▲アメリカ・ニューオーリンズのAce Hotel

これは、現在進行中のプロジェクトである「新風館再開発計画（2019年末に開業予定）」の中で、エースホテル京都の出店が決まったことによるもの。これにより、新風館は建築家・隈研吾氏のデザインで、1920年代建立の旧京都中央電話局であった歴史的建造物のリノベーションも内包し生まれ変わる。

代表のブラッド・ウィルソン曰く「美と独自の歴史に満ちた京都の新しいモニュメントとなり、京都の文化スポットを訪れる観光客や、地元住民の方が共に集う場になることをめざす。（中略）」と語るように、ローカリズムを尊重した施設になると思われる。

エースホテルは、創業からクリエイターが集いカルチャーの生まれる場を目指ている。現在、アメリカを中心に世界で９つのホテルを展開するまでに至っている。今回、日本初となる京都での挑戦がどのようなものになるか期待しよう。