これが紙?これが印刷?
実験の成果を集めた「現象体 無版×ファインペーパー」展

印刷がデジタル化されて「版」がなくなることによって、これまでとはまったく違う、予想もつかない印刷表現が可能となる。その可能性をデザイナーの三澤 遥さんと日本デザインセンター三澤デザイン研究室のメンバーが探求。実験の成果を一堂に紹介している。

用いた技術は、レーザーカット、レーザープリンティング、UVインクジェット、デジタル箔押し、デジタルUVニス+デジタル箔押し。どれも、これが紙?これが印刷?と思うようなものばかりだ。

写真に収めるのが難しい繊細なものだったり、質感を伴うものだったり、奥行きのあるものだったりするので、ぜひ会場でじっくり観察してほしい。

なお、三澤 遥さんには、本誌189号(9月1日発売予定)のCreators Naviにもご寄稿いただいております。あわせてご覧ください。

現象体 無版×ファインペーパー

会期
2017年8月4日(金)〜9月29日(金)10:00〜19:00 土日祝休み
会場
竹尾 見本帖本店(東京都千代田区神田錦町3-18-3)
詳細
http://www.takeo.co.jp