アーティストとして生きていくことを志すあなたへ
「FUTURE CULTIVATORS PROGRAM 2017」公募開始

株式会社トゥルースピリットタバコカンパニーは、次世代クリエイターを支援するプログラム「FUTURE CULTIVATORS PROGRAM 2017」の公募を開始しました。

FUTURE CULTIVATORS PROGRAM とは

「FUTURE CULTIVATORS PROGRAM」(フューチャーカルティベーターズプログラム)は、株式会社トゥルースピリットタバコカンパニーの“実りを生み出す大地”という概念を、人々の心を動かす作品制作に全身全霊をかけるクリエイティブの分野に広げたものです。分野を問わず本気でアーティストを志す方々のために、有名アーティストによるワークショップや参加者の作品展示などを行い、2015年から延べ56人の次世代クリエイターが参加しました。テクニックや誰かの真似に走らない、自分自身の内からくる情熱やアイデンティティに気付き、それをどう表現するかという思考のプロセスにフォーカスすることで、クリエイターとしてどうあるべきか、どう生きるべきかという本質的なことを学ぶ場を提供しています。

過去のプロジェクト | FUTURE CULTIVATORS PROGRAM ARCHIVE

▲FUTURE CULTIVATORS PROGRAM 2016 ワークショップ

アーティストとして生きていくことを志すあなたへ

本年で第3弾となる「FUTURE CULTIVATORS PROGRAM 2017」では、現代美術家として活躍し、京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科教授を務める椿昇氏を講師に迎え、東京都内でのワークショップと京都でのフィールドワークを開催します。

「やわらかさの美学」をテーマとしたワークショップでは、江戸の旅人が歩きながら書状をしたため、立ち止まってスケッチをしたように、日本の伝統的な創作方法に則った、身体体験をともなうことで体感できるインスピレーションについて学ぶことができます。ワークショップ参加者から選抜された8名を対象に実施される1泊2日のフィールドワークでは「室町時代というシステム」をテーマに、世界が認める日本のオリジナルアートの根源の地である京都で、日本文化の基礎を学び、今後の作品制作の礎を築くことができる内容となっています。





椿昇(つばき・のぼる)
現代美術家。京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科教授。
京都市立芸術大学美術専攻科修了。1989年全米を巡回したアゲインスト・ネーチャー展、1993年のベネチア・ビエンナーレに出品。2001年の横浜トリエンナーレでは、巨大なバッタのバルーン《インセクト・ワールド-飛蝗(バッタ)》を発表。2003年水戸芸術館。2009年京都国立近代美術館。2012年霧島アートの森(鹿児島)で個展。2013年瀬戸内芸術祭「醤+坂手プロジェクト」ディレクターを始め32億円の経済効果をもたらす。京都造形芸術大学美術工芸学科の卒展をアートフェア化、内需マーケット育成のためにアルトテックを創設。アートプロジェクトを持続可能社会実現のイノベーションツールと位置づけている。
http://artotheque.jp/

▲「アーティストは感性に頼るだけでなく、自己分析と戦略を立てることが必要」と述べる椿氏。写真は昨年開催のワークショップにて参加者が自身の人生の変遷を書き起こしていく様子

本フィールドワーク参加者の方々にはワークショップ・フィールドワークで取得した力を土台に作品を制作いただき、10月の作品発表会にて最優秀作品を発表します。

日本文化の根幹に触れ、自己のアイデンティティーと向き合いながら、国内外に通じるアーティストとしての能力を養う「FUTURE CULTIVATORS PROGRAM 2017」は、本気でアーティストを志す皆さまのご参加をお待ちしています。

募集要項

応募方法
下記サイト内の応募フォームよりご応募いただき、ポートフォリオをご提出。
応募サイト
http://futurecultivators.jp/3rd_program
応募資格者
次世代のクリエイターを目指す21歳以上の男女(※職業、プロ・アマ経験は問いません)
公募期間
2017年6月19日(月)~7月17日(月)

ワークショップ概要

講師
椿昇(現代美術家、京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科教授)
テーマ
「やわらかさの美学」
日程・場所
2017年8月19日(土)・青山安田ビルB1F(〒107-0052 東京都港区赤坂7丁目1−1 青山安田ビル)
内容
「歩きながら恋文を書く」「腰掛けて風景を描く」他

フィールドワーク概要

講師
同上
テーマ
「室町時代というシステム」
日程・場所
2017年9月2日(土)~2017年9月3日(日)※一泊二日・京都各所
内容
佐々木能衣装見学、イノベーション御三家との出会い、宿坊宿泊(妙真寺大心院)、座禅体験(臨済宗退蔵院)、壽聖院にて村林絵師の水墨画鑑賞、京都造形大裏千家茶室での茶会他

※フィールドワークの内容は変更になる可能性がございますので、予めご了承ください。
※フィールドワークはワークショップの参加者15名から選考された8名を対象としています。