第13回 AXIS182号より
「Break-through Red」

AXIS掲載の、ヤマハヤマハ発動機によるシリーズ広告。そのコンセプトを紹介するこの連載。第13回はAXIS182号より、コンセプトは「Break-through Red」です。

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第13回のコンセプトは「Break-through Red」

その新たなエレクトリックバイオリンもコンセプチュアルなスクーターも、基本構成はオリジナルと同じ、ただ存在感は全く別物だ。従来のバイオリンの奏法に捉われない自由でラディカルな演奏、コミューターの常識に捉われない内と外の融合を極めたデザイン。変化は時として劇的に訪れる。おのおのが既成概念の殻を破り、奏者・乗り手の個性と新しく刺激的な関係を築いていく。

バイオリンもコミューターも、単品の美しさも大切であると同時に、人とシルエットが重なることで本来の姿を現し、ステージや街角で衆目を集める存在となる。新たなデザインが新たなパフォーマンスや乗り手のアイデンティティを引出すその刺激的な相乗効果を「赤」をテーマに表現した。

エレクトリックバイオリン「YEV」
クラシックからジャズ、ロックまでさまざまな音楽ジャンルの垣根を越えて演奏に自由度をもたらす、ステージ用のエレクトリックバイオリン。最適な音鳴りのために選別された樹種を練ったアーチ状の本体。あらゆる方向からの視線を意識し積層された薄板で3次元的に構成した外形ライン。それらに囲われた空洞は音の容積や豊かさを感じさせ、ステージでの最高のパフォーマンスを引き出す。
http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/guitars-basses/ac-guitars/fg_series/
http://www.yamaha.co.jp/design/synapses/ja/id_p920/detail

コンセプトモデル「04GEN」
“RUN-WAY”をコンセプトに、心と身体を磨き、気高い品位を感じさせる女性をイメージしてデザイン。フレームを外装部品で覆い隠すという一般的なスクーターの車体構造に対し、フレームを透過性のある外装部品で覆い、美しく構成された内部構造を見せることで、堂々としたボディに軽やかさを与え、内と外の美しさの融合を究めた。
http://global.yamaha-motor.com/jp/profile/design/features/concepts/04gen/

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