はじめまして!新人コミュニケーターのだーやまです。今年の4月からナレッジキャピタルに勤務しています。まだまだ慣れないこともありますが、バリバリ頑張っていきますので宜しくお願いいたします。夏休みには、ナレッジキャピタルにも連日たくさんのご家族連れにお越しいただきました。今回は家族みんなで楽しめる、現在イベントラボにて開催中の「ポケモン研究所 キミにもできる! 新たな発見」をご紹介したいと思います。
このポケモン研究所は、ポケモンを題材に科学研究の基礎が体験できる“科学アトラクション展”です。「観察する」「分類する」といった科学的なプロセスを、ポケモンを通して学ぶことができます。子供たちが、物事を科学的に捉える力を身に付けるきっかけなると同時に、「自分にも新たな発見ができるかもしれない」と感じるきっかけにもなることを目指した展覧会なのです。
会場は3つの研究室で構成されており、来場者は1日研究員として、この研究所の所長であるドクターJから与えられたミッションをクリアします。会場入口付近にモンスターボールが3種類設置されており、まずはそこからボール1つと観察ノートを受け取ります。3種類のボールは、難易度が低い順からモンスターボール、スーパーボール、ハイパーボールが用意されています。
早速ボールを受け取り、いざ第1研究室へ突入すると…そこには様々なマシンが!
研究員は、研究室に配置されている12種類のマシンの中から4つのマシンを選んで使い、ボールの中のポケモンを突きとめるのがミッションです。各マシンにボールをセッティングすると、中に入っているポケモンの体重、進化回数、必殺技、シルエットなどが表示されます。研究員はそのヒントをもとにボールの中のポケモンを解析するのです。例えば、この2つのマシンを使うと生息地と必殺技が判明しました。
どうやらホウエン地方のニューキンセツに生息するゴーストタイプのポケモンのようです。こうして与えられたヒントをもとに、ボールの中のポケモンを予想し、最後にボールを答え合わせマシンにセットして、中のポケモンを確認します。ちなみに私のポケモンはジュペッタでした。
このように、ここではポケモンの身長や体重を測定したり、必殺技を分析したりすることで、科学研究の基礎である「観察する」ことが学べるようになっています。中には実際に体を動かさないとヒントを得ることができないマシンもあり、夢中になって挑戦してしまいました。他にも、この場所にはポケモンのオブジェや、伝説のポケモン図鑑もありますので、さまざまな楽しみ方が可能です。
さらに奥に進むと、第2研究室が出現。ポケモンカードやその原画、ポケモンのフィギュアの展示があり、壁一面には今まで登場してポケモン全770匹がプリントされています。
ここではこのすべてのポケモンを使って、自分で好きなグループに分類するワークショップを行うことができます。
自分で1匹ずつポケモンを見極めて、それを自分のルールでグループ分けすることによって「分類する」ことの基礎が学べます。色や形などをもとに、自分でルールをつくって分類するのは楽しかったです。なにせ770匹もポケモンがいるので(笑)。
最後は第3研究室。ここでは、これまで学んできた「観察する」「分類する」を使って新たな発見ができることを、科学クイズコーナーで体験します。
私たちが普段生活している中でも、今回学んだ「観察する」「分類する」ことで思いがけない発見をし、ワクワクした生活ができることを気づかせてくれる展示でした。ポケモンを対象にした研究員になれる「ポケモン研究所」。飽きることなくポケモンに触れながら、家族みんなで科学研究の基礎を学ぶことができます。ポケモンと夏の思い出をつくりにぜひお越しください。そういえば、ここで研究を行っている最中、ピカチュウ研究員が遊びに来てくれました。(文/コミュニケーター だーやま)
「ポケモン研究所 キミにもできる! 新たな発見」は、9月4日(日)までナレッジキャピタル イベントラボにて開催中。詳しくはこちら。
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この連載は、ナレッジキャピタルのコミュニケーターの皆さんに、ナレッジキャピタルとその周辺についてのさまざまな話題を提供していただきます。