伊東豊雄さんらに学ぶ
ーー「Nightscape 2050」展にむけて

5月14日(土)から6月10日(金)まで東京・月島のTEMPORARY CONTEMPORARY で開催されている光の展覧会「Nightscape 2050-未来の 街・光・人」展。この連載では、光の専門技術集団ライティング プランナーズ アソシエーツ(LPA) による展覧会の主要なコンテンツについて5回にわたって紹介しています。

第3回は「マスターに学ぶ」という5人の識者のインタビューについて面出 薫さんに聞きしました。

このインタビューは2050年の夜景がどのようになっていてほしいかを質問していると伺いました。どのようにして今回の5人を選んだのですか。

以前に各界を代表する100名の方々に同様のインタビューをしたことがあります。今回は都市・建築・照明・アート・テクノロジーの5つの分野に絞ろうと考えました。光のデザインを建築設計以上に大切に扱ってこられた建築家、伊東豊雄さん。常にハイテクを調理し、詩情に載せて届けてくれる照明デザイナー、インゴ・マウラーさん。青色LEDの発明でノーベル賞を受賞した研究者、中村修二さん。発展するシンガポールをわが子のように育ててきた都市計画家、ウィリアム・ラムさん。最後にデジタルアートの時代を牽引する気鋭のアーティスト、猪子寿之さん。これらの方々に2050年の夜景がどのようになっていてほしいかという質問をしました。皆さんの回答はどれも示唆に富んでおり、未来へのさまざまなヒントが宿っていますが、ずいぶん異なった見解をそれぞれの人が語っていることに気づきます。異なる意見や意志があること自体が大切なことなのでしょう。

面出さん自身はインタビューに答えていないのですか?

今回私はインタビュアーに徹しましたが、私の未来への期待論は展覧会会場に来てお確かめください(笑)。

前回までの記事はこちら

「Nightscape 2050 – 未来の街・光・人」展

日時 2016年5月14日(土)〜6月10日(金) 平日 13:00〜21:00 / 土日 10:00〜18:00

場所 TEMPORARY CONTEMPORARY 東京都中央区月島1-14-7(旭倉庫2階)

主催 ライティング プランナーズ アソシエーツ(LPA)

問合せ先 ライティング プランナーズ アソシエーツ 担当:東 悟子 higashi@lighting.co.jp  TEL. 03-5469-1022
Facebook Page: Travelling Exhibition by LPA
https://www.facebook.com/lpa.exhibition/
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