秋元雄史講演会
「工芸未来派 アート化する新しい工芸」参加者募集

2007年より 金沢21世紀美術館館長、2015年より東京藝術大学大学美術館館長・教授を務める秋元雄史氏による講演会を開催します。氏は「工芸未来派」展の企画をはじめ、工芸をテーマとした様々な活動を行ってきました。
2016年1月には、新しい工芸の特徴や魅力、アーティストを紹介する『工芸未来派 アート化する新しい工芸』(六耀社刊)を上梓。今回、その出版を記念し、聞き手に、斬新な切り口の美術論で知られる橋本麻里氏を迎え、これまでの氏と工芸の関わりや思い描く工芸の未来像などを語っていただきます。

桑田卓郎 作品(ギャラリーPierre Marie Giraud(Brussels)にてインスタレーションビュー)
奇妙に誇張されたフォルムやポップな色彩が特徴。茶道において珍重されてきた手法を用いることで、伝統の再評価を試みる。

「無題 大皿(部分)」見附正康(2012 磁土 赤絵細描 九谷焼 個人蔵)
緻密な幾何学文様の繰り返しが無限でリズミカルな空間をつくり出す。

「A PERFECTCIRCLE」木谷 洋(2015 真鍮、銅 金沢美術工芸大学蔵)
コンパスを題材にした作品。金属でありながらどこか生物的であり、フェティッシュな興味を抱かせる。

秋元雄史講演会「工芸未来派 アート化する新しい工芸」

日時 2016年5月19日(木)19:00〜20:30(受付18:30〜)終了後、懇親会あり

会場 アクシスギャラリー 東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル4F

参加費 1,500円(税込) 
*書籍購入希望の場合は、2,862円(税込)(予約必要、ご希望の方には秋元氏がサインをいたします)

定員 定員:140名(先着順)

お申し込み方法  メールタイトルを「秋元雄史 講演会」とし、1)お名前 2)会社名/職業 3)ご連絡先電話番号 4)本を購入される場合の冊数とサイン希望の有無をご記入の上、info@noetica.co.jpまで。

主催/問い合わせ 株式会社ノエチカ info@noetica.co.jp

▲photo: Chisato Hikita

秋元雄史/1955年東京都生まれ。東京芸術大学美術学部絵画科卒業後、1991年よりベ ネッセアートサイト直島のアートプロジェクトに関わる。2004年より地中美術館館長、ベ ネッセアートサイト直島・アーティスティックディレクターを兼務。2007年より金沢21世紀美術館館長。「金沢アートプラットホーム2008」「金沢・世界工芸トリエンナーレ」「工芸未来派」等を開催。2013年4月〜2015年3月東京藝術大学客員教授、2013年4月〜秋田公立美術大学客員教授も務める。2015年より東京藝術大学大学美術館館長・教授を兼務。

橋本麻里/ライター、エディター。1972年神奈川県生まれ。日本美術を主な領域とするライター・エディター。公益財団法人永青文庫副館長。明治学院大学非常勤講師。著書に『SHUNGART』、『京都で日本美術をみる[京都国立博物館]』、『変り兜 戦国のCOOL DESIGN』。編著に『日本美術全集』20巻ほか。

「Untitled, Bowl(左右とも)」桑田卓郎(2014 磁土、釉薬 個人蔵)