「ナレッジキャピタルワークショップフェス2015夏」をレポート

皆さん、こんにちは。毎日来場者の方々と「ナレッジキャピタル体操」をやっているうちに、あっという間に2015年の夏が過ぎてしまった、夏バテ知らずのコミュニケーター鹿内です。今回は、8月にナレッジキャピタルで行われた、「ナレッジキャピタルワークショップフェス2015夏」をご紹介します。

ナレッジキャピタルワークショップフェスは、2013年8月から季節ごとに、ナレッジキャピタルで実施しているイベント。科学的なものから感性を刺激する文化的なものまで、さまざまなジャンルのワークショップが一堂に集まります。学校や家庭とは違う「親子で学べる第三の学びの場」として、毎回たくさんの方に参加いただいています。この夏は「自由研究」をキーワードにした37のワークショップが集まりました。そのなかからいくつかをご紹介します。まずはフューチャーライフショールームで開催している定番の人気ワークショップ。

2階のドコモショップでは、お店のおしごと体験が出来ました。ドコモショップのベストを着て店員さんになりきることで体験度も増します。4階の積水ハウスショールーム「住ムフムラボ」では、親子で楽しめる工作教室を開催。

スタッフに教えてもらってつくった綺麗な飾りは、持ち帰っておうちに飾ることが出来ました。続いてご紹介するのは、今回が初開催となるワークショップ。歌舞伎役者のメイクが体験!

メイクをしてもらった後は、日本の伝統文化である歌舞伎について勉強。終了後はその場でメイクを落とすことも出来たのですが、そのままの顔で帰った人もいたとか。このワークショップに飛びついたお母さんは「何事も経験よ!」と娘さんの体験を羨ましがっていました。このほかにも、参加してみたいワークショップばかり。そんななか、私たちコミュニケーターがお手伝いしたワークショップもありました。読売新聞大阪本社の「よみうりはてなナビプロジェクト『The Lab.みんなで世界一研究所』で記者体験をしよう!」です。本物の新聞記者の指導の下、子供たちが新聞記者としてThe Lab.みんなで世界一研究所内の「ACTIVE Lab.」を取材し、オリジナル新聞を作成するワークショップでした。

「前にも来たことある!」と言ってくれた子供記者も多かったのですが、展示物がコロコロ変わるACTIVE Lab.なので、まず最初に今日は何があるのか、ツアーを行い全展示物を見学。その後は、それぞれ気に入ったブースを取材する時間です。

「誰がつくっているの?」「何でこうなるの?」「誰のためのもの?」といった疑問から、とっても細かい技術的な質問まで、コミュニケーターに積極的に声をかけ、たくさんのことを調べてノートにメモを書き留める子ども記者たち。みんな積極的でした。その後、調べた内容を記事にするため、原稿執筆作業に入ります。

このワークショップは、本物の新聞記者に記事の書き方を学べるところが魅力の1つ。構成や表現方法をアドバイスしてもらい、学校の感想文や作文とは違った書き方を学びます。「字が綺麗だね!」「感想が入っていると読みやすい記事になるね!」と、褒められる子供記者が多く、文章を書くことが苦手な私も勉強になりました。

そしてあっという間に記事が完成。参加者には、後日自分の顔写真と記事が掲載された本物の新聞が届くそうです。カタチに残るものってうれしいですよね。まさに自由研究にぴったりのワークショップでした。

毎シーズン大にぎわいの「ナレッジキャピタル ワークショップフェス」。次回は11月14日と15日の開催予定です。「芸術の秋」ということで、アートやものづくり系のワークショップが多くなるのでしょうか。楽しみです。

最後にACTIVE Lab.についてですが、私たちコミュニケーターは毎日皆さんをお待ちしています。最先端の展示物に触れて、体験して、一緒に「未来」のことをおしゃべりできる空間になればと思っています。お気軽に声をかけてください。文/コミュニケーター 鹿内)

この連載は、ナレッジキャピタルのコミュニケーターの皆さんに、ナレッジキャピタルとその周辺についてのさまざまな話題を提供していただきます。