NEWS | デザイン誌「AXIS」
2014.10.23 15:57
現在発売中のAXIS171号の連載「匠のかたち」では、「新幹線」を取り上げています。東海道新幹線の開業以来50年、先頭構体を手がけてきた山口県下松市の山下工業所を訪れ、その驚くべき匠の技を紹介。
今から50年前、東京オリンピックの開幕を9日後に控えた1964年10月1日に、東海道新幹線は開業した。時速210キロで駆け抜けた流線形の車体は前衛的で、その後の日本の躍進を予感させるものだった。半世紀を経て、時代の変遷とともに社会は様変わりしたが、新幹線は今も日本の技術と発展の象徴的存在であり続ける。開業用の0系新幹線から、業界では「おでこ」と呼ばれる先頭構体を手がけてきた山口県下松(くだまつ)市の山下工業所を訪れた。そこでは幾人もの職人が、昔と変わらずに金属板と向き合っていた。
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