第2回 AXIS170号より
「図鑑」

AXIS掲載の、ヤマハヤマハ発動機によるシリーズ広告。そのコンセプトを紹介するこの連載。第2回はAXIS170号より、コンセプトは「図鑑」です。

まずはこちらから大きな画像をご覧ください。

第2弾のコンセプトは「図鑑」。
ヤマハとヤマハ発動機のデザインの中から、特にシルエットに特徴を持った作品を選出し、「図鑑」のように並べ、そのシルエットを際立たせた。 双方とも、持ち運びのために折りたたむことが可能で、そのシルエットの劇的変化を昆虫の変態過程のように表現した。全く異なるジャンルの製品ながら目的が同じであると 形状にもある類似性がでてくる。そんな面白さをアピールしたい。

左ページ は「Silent Cello™ SVC-200」(1999年)
共鳴胴を省くことで音エネルギーを100分の1、聴感上の音量を10分の1程度にまで減少させ、ピックアップで感知した振動を自然な音色に変換し、ヘッドフォンやPAを通して聴くことができる。パーツの絞り込みで軽量化し、さらに折りたたみ機構によって体積比で40%となり可搬性にも優れる。その本体は演奏に必要な要素だけに取捨選択しているが、 それらの点をつないだシルエットはアコースティックチェロのシルエットと同じになる。演奏者の触れる部分にはすべて適材適所の リアルな木を使い、演奏性を高めている。
http://www.yamaha.co.jp/design/index_f.html から「1990年代」の「SilentCello SVC-200」をご覧ください。

右ページは「 PAS-WITH 」(2011年)
電動アシスト自転車の新しい楽しみ方を提案するコンセプトモデル。 日常での使用はもちろん、旅先での移動をより自由に楽しく演出するため、 プラグイン充電機講や簡単・コンパクトに折りたためる設計とし、四輪車や公共交通機関との親和性を高めた。 パワーユニットにはフロントハブインモーターを採用、軽快なスタイリングと折りたたみ機能を両立させた。
http://global.yamaha-motor.com/jp/motorshow2011/sp/

ヤマハデザインのホームページはこちら
ヤマハモーターデザインのホームページはこちら