「ルイスポールセン 心地よい光を追求した照明器具」
ーーAXISビル ショップインタビュー

第4回は、アクシスビル3階にショールームを構えるルイスポールセン建築分野の営業として活躍されている、照明コンサルタントの高橋亜須未さんにインタビューしました。

ルイスポールセンのコンセプトを教えていただけますか。

1920年代、デンマークのルイスポールセン社は、デザイナーのポール・ヘニングセンとの協働関係を築き、現在のフィロソフィーの基礎をつくりました。それは、「機能・快適性・雰囲気」この3つの要素を取り入れ光を生み出すことです。快適な光で人々を美しく見せ、よい雰囲気と環境をつくり出す。これがルイスポールセンのコンセプトです。

製品づくりにおいてのこだわりを教えていただけますか。

大きな特徴として、ルイスポールセンの光はグレア(まぶしさ)がありません。例えば、裸電球はまぶしさを感じると思います。そのまぶしさという課題を解決し、さらに人が快適に感じられる光をつくることを重視した製品づくりを行っています。また、ルイスポールセンの照明は、装飾が一切ありません。機能として必要なパーツだけで構成されているので、製品はとてもシンプルで、洗練されたデザインとなります。1つの製品を開発するのに約2年、長いもので4年以上かかるものもあります。それほど入念に考えられた製品なので、品質と耐久性においても高い評価をいただいていると言えます。

今後のビジネスではどのような展開をされますか。

ルイスポールセンの製品には、住宅と建築の2つの分野があります。日本では、住宅についてはかなり認知されてきたと思っています。今後は、ホテル、オフィス、店舗、学校、病院や公共施設などの建築の分野を伸ばしていきたいと思っています。製品の特徴としては、ほかに似た製品はないということで、第一に光が違います。また、素材、質感などのディテール、耐久性にも優れています。ルイスポールセンの照明は、どんな空間にも調和する光を提供することができます。
 今後、ショールームでは建築向け製品の展示を増やしていきますので、設計関係やインテリアデザイナーの方々に、ぜひ、いらしていただきたいです。

ショールーム内にあるオフィスも、ルイスポールセンのプレゼンテーション空間となっています。

近々、発売される新商品はありますか。

ポール・ヘニングセン生誕120周年の今年発売されるペンダントは、ルイスポールセンならではのカラートレンドをいち早く取り入れ、定番品として販売します。

「PH 3½-3 ペンダント」カラーヴァージョン(イエロー、レッド、グリーン、ホワイト 全4色) 
103,000円(税別)11月発売

お客様にメッセージをお願いします。

ルイスポールセンは北欧デザインなので、北欧のインテリア用品と合わせる方が多いのですが、実際は、光の質にこだわった製品ゆえに、和の空間やイタリアモダンなど、さまざまなスタイルのコーディネートができるシンプルなデザインです。ショールームには、ルイスポールセン大好きなスタッフたちが、お客様のお問い合わせに対応させていただきますので、お気軽にお尋ねください。

PHランプをはじめ、優れたデザイナーや建築家とのコラボレーションにより、数々の名作を生み出してきたデンマークのルイスポールセン社。良質な光を放つ照明器具の開発をとおして、常に時代をリードするトップブランドであり続けてきました。製品ラインナップが揃ったルイスポールセンのショールームに、ぜひお越しください!

ルイスポールセン

営業時間 10:30~18:30 
定休日 土曜・日曜・祭日 

連絡先 Tel. 03-3586-5341

ホームページ http://www.louispoulsen.com/jp/frontpage/

この連載では、東京・六本木のアクシスビルのショップの皆さんにお店のコンセプトについて語っていただきます。前回までの記事はこちら