「NEWSED UPCYCLE DESIGN AWARD 2014」の作品募集は8月25日まで

アップサイクルのブランド「NEWSED」が、アワードを開催中だ。

NEWSEDの考えるアップサイクルとは、それぞれの端材や廃材が持つストーリーや背景を踏まえながら、人々に「欲しい」と思ってもらえるような商品をつくり出すこと。これまで、特注色のアクリル工場から出る、さまざまな端材を組み合わせたバッジ「Re:Acryl badge」や、学校椅子の背板を使ったハンガー「After school hanger」などを商品化している。

実際、昨年のアワードでは、3つの応募作が商品化されたという。

今回、対象となる素材は、「シートベルト」「エアバッグ」「デニムスワッチ」「ウェットスーツ生地」「ぺっちん(箸の端材)」「カギ(自動車のカギとスペアキー)」「木琴の端材」「ワインコルク」「ソフトビニール人形の抜きカス」など。日ごろ、とりたてて注目することのない端材類が並んでいてユニークだが、それぞれに廃材となる理由やリサイクルの現状がまとめられ、それらを知るだけでも興味深い。

ショップでの販売にとどまらず、それぞれのストーリーに沿った流通方法まで提案できれば、さらに多くの人の目に届きそうだ。3年目を迎えた本アワードに期待したい。


「NEWSED UPCYCLE DESIGN AWARD 2014」

応募期間 6月2日(月)~ 8月25日(月)

テーマ  WONDERFUL UPCYCLE

使用素材 AWARD2014のPDFを参照

賞と賞金、特典
– グランプリ(1作品)賞金10万円
– 準グランプリ(1作品)賞金5万円
– 審査員賞(数点)賞金1万円
 受賞作品の中から、NEWSEDでの商品化を検討、2015年の発売を目指す。

審査員
– 塚本太朗/Creative Director & Shop Proprietor RIDDLE DESIGN BANK 代表取締役

– 鈴木啓太/プロダクトデザイナー PRODUCT DESIGN CENTER 代表

– minna(角田真祐子・長谷川哲士)/NEWSED デザインディレクター minna inc. 代表取締役

主 催  特定非営利活動法人 NEWSED PROJECT