2013年度
「東京ビジネスデザインアワード」結果発表

去る1月29日、東京ミッドタウン・カンファレンスで、2013年度「東京ビジネスデザインアワード」の最終審査および結果発表が行われました。最終審査では、12組のテーマ賞受賞者によるプレゼンテーションを実施。すでにパッケージデザインや発売時期が決まっているものなど、具体的にビジネスが進行している様子がうかがえました。

最優秀賞に選ばれたのは、武州工業株式会社と小関隆一さん(RKDS)による「美しく曲げられたパイプをつなぐ、大人も遊べる知育玩具」。自動車用パイプ部品などを製造し、複雑な形状加工や少量多品種の生産も可能という武州工業の技術を活かした、玩具の提案です。細いパイプを曲げてシリコン部品でつなぎ組み合わせることで構造物をつくっていきます。

審査員からは「教育・知育分野に展開することでメーカーの社会貢献活動ともなりうる。自動車部品の技術から玩具へと展開するアイデア、そして武州工業は自社商品が今回が初めての挑戦となり、デザインを活用したビジネスとしての飛躍度が高い」と高い評価を得ました。

ちなみに小関さんは前回は「ユーザーの創造性を活かせる、塗って“はがせる”絵の具」でテーマ賞を受賞しています。

その他審査結果については、こちらをご覧ください。