去る10月21日 、東京・南青山にオープンした「マテリアルコネクション東京」。

マテリアルコネクションは1997年にニューヨークで設立された世界最大のマテリアルライブラリーで、 世界各国500 の企業や政府系機関などから信頼されるアドバイザー として、グローバルな素材と開発のコンサルタント業を行ってきました。 先進的な素材やデザインによって、未来の製品およびサービスを創造し、企業の手助けをしています。毎月、厳選された素材が約30点追加され、会員用のデータベースから過去に収蔵された約7,000点の素材情報にアクセスが可能。 素材は幅広い業界から集められており、他業界の素材に偶然出会うことでデザインのインスピレーションを得ることができます。

この連載では、「マテリアルコネクション」の最新素材をご紹介していきます。

MC#: 6877-01
電気メッキで艶出しされた、装飾的なセラミックウォールタイル。 加工プロセスにおいて、グラファイトなどの導電性塗料を前処理で施すため、メッキの密着力を上げることができる。

MC#: 6567-04
主にインテリア用途に使われる、トレビラ64%と金属フィラメント 36%で構成された金属製平織物。 折り目を付けたり、成形したりすることでさまざまな表情が生まれる。 間仕切りとして簾のように上げ下げする使い方も可能。

MC#: 6216-09
六角形のアルミハニカムを鋳込んだ樹脂パネル。パネル表面を CNCルーター加工でカットすることで、えぐられたような形状を生み出す。カット加工はカスタマイズが可能。

MC#: 1524-05
形状記憶可能なポリウレタン・エラストマー・ゲル。分子構造を利用して硬度を調整しているため、可塑剤や他の添加剤を必要としない。

上記およびその他素材に関するお問い合わせは、マテリアルコネクション東京まで。ホームページはこちら。