NEWS | 建築
2013.09.13 13:06
『建築のデザイン・コンセプト』
今井公太郎、大河内 学、南 泰裕、山中新太郎 著(彰国社 2,835円)
建築におけるコンセプトという理念的な部分と、それを実現するための技術的な考え方を同時に学ぶことができる設計・意匠のテキスト。現代建築の設計には不可欠と考えられる25のコンセプトを抽出し、1つのコンセプトにつき、2つのマスターピースを比較しながら、コンセプトの展開可能性について考えていく。建築の初学者とっても、プロの建築家として知っておくべき作品を知りつつ、コンセプトメーキイングの基礎が学べる教科書であり参考書である。
以下、目次より;
Ⅰ 幾何学
01 内と外の境界線 02 空間に孔をあける 03 曲面で構成する 04 キューブの演算 05 連続体
Ⅱ 象徴
06 表層と装飾 07 柱から考える 08 形態のメタファー 09 言語と記号 10 世界を埋め込む
Ⅲ 経験
11 時間の積層 12 異化作用 13 透明性 14 中庭 15 知覚の現象学
Ⅳ 環境
16 光と部屋 17 空間を覆う 18 開放と閉鎖 19 内部に環境をつくる 20 地形と建築
Ⅴ 関係
21 フレキシビリティ 22 組み立てること 23 有機的建築 24 群 25 フォームとシェープ ほか