2013年度アジアデザイン賞(Design For Asia Award)応募受付中

2012年アジアデザイン賞の大賞を受賞した「パレスホテル東京 チャペル」(乃村工芸社)。

現在、応募受付中の2013年度アジアデザイン賞(Design For Asia Award)。ますます成長を続ける中国を含むアジア市場にフォーカスしたユニークなデザイン賞ですが、日本からの応募も年々増加し、昨年度は大賞8作品のうちの3作品が日本から選ばれました。大賞に輝いたのは「パレスホテル東京 チャペル」(乃村工芸社)、「デジタルカメラGXR」(リコー)、「代官山蔦屋」(クラインダイサムアーキテクツ)。

2012年アジアデザイン賞の大賞を受賞した「デジタルカメラGXR」(リコー)。

自社製品のアジア市場でのプロモーションという以外にも、特に中国市場に自社のデザイン力を広く知らしめるためなど、皆さんの応募の動機はさまざま。毎年12月に開催される香港ビジネス・オブ・デザインウィーク内での表彰式は大きな盛り上がり見せ、中国をはじめ各国のメディアがレポートするなど、日本のグッドデザイン賞などと並び、大きな注目を集める賞へと成長してきました。

2012年アジアデザイン賞の大賞を受賞した「代官山蔦屋」(クラインダイサムアーキテクツ)。

今回、審査対象となる作品およびプロジェクトは、2011年1月1日から2013年7月31日までの期間に実際に製造され(プロトタイプやコンセプトは除く)、かつ商業製品の場合は1カ国以上のアジア市場に投入されたデザイン。アパレル/アクセサリーデザイン、コミュニケーションデザイン、プロダクト/インダストリアルデザイン、環境デザインの4分野で、さらに18のカテゴリーに細分化して審査が行われます。審査基準は、「トータルなデザインとしての優秀さ」「社会および商業的なインパクト」「技術的な応用」、そして「アジアへの影響力」です。応募締め切りは6月30日。

アジアデザイン賞授賞式にて、表彰を受ける乃村工芸社の皆さん。

昨年だけでなく、過去数多くの日本の作品が受賞しています。詳細はこちら

2013年度アジアデザイン賞(Design For Asia Award)の応募詳細および登録はこちらから。応募締め切りは6月30日までです。