NEWS | インテリア
2013.05.02 14:44
AXIS vol.163で韓国での「扶余プロジェクト」を紹介した長崎・雲仙を拠点とするデザイナー、城谷耕生さんが、地元の小浜町にショップ兼カフェ「刈水庵(かりみずあん)」をオープンさせた。
1階のショップでは、国内外の工芸家たちの作品、世界各地で見つけた雑貨、スタジオシロタニがデザインした小物などを展示・販売。2階はカフェである。
場所は、小浜温泉街の近くながら、空き家の点在する刈水地区。刈水庵も、かつて大工の棟梁が暮らしていた屋敷を改装したものだ。城谷さんは、かねてより地域行政や大学、アーティストの多木陽介さんらと連携して、この地域の調査・研究を重ねており、刈水庵は地域活性プロジェクト「刈水エコビレッジ構想」の拠点となることを目指している。今後、他の空き家を活用する計画やイベントなども計画されている。
目の前には海、細い坂道を上がると原生林の残る山があり、温泉にも恵まれている小浜。自然環境を生かしながら、住民の暮らしと観光をつないでいく刈水エコビレッジ構想は、始まったばかりだ。
刈水庵
〒854-0514 長崎県雲仙市小浜町北本町1011
OPEN: 10:00〜17:00(水曜定休)
TEL: 0957-74-2010
*5月5日・6日は「刈水デザインマーケット」を開催