『名古屋魂―21世紀の街づくり提言書』
伊藤孝紀　著（中部新聞社　1,575円）

著者は名古屋工業大学大学院准教授で、建築家・デザインディレクターとして、行政・企業・市民を巻き込んだ名古屋の街づくりに精力的に取り組んできた。本書では、これまで民間と共に取り組んだ事例を紹介しつつ、名古屋の重要ポイントである名駅地区と栄地区にフォーカスして、名古屋の21世紀の街づくりのあり方を提言。名古屋だけでなく、その他の都市や地域にとっても参考になる「街づくりの処方箋」である。

以下、目次より；
第1章 コミュニティを育むこと
街づくりとは=○○づくり／街づくりの活動記録／大ナゴヤ大学実験室　ほか

第2章 名古屋駅地区の街づくり
名古屋駅地区の歴史変遷と将来像／名古屋駅地区街づくり協議会／名古屋駅再開発とナナちゃん人形　ほか

第3章 栄地区の街づくり
栄地区の歴史と将来像／名古屋テレビ塔と久屋大通公園の将来像　ほか

第4章 名古屋の未来像を語る
名古屋・街づくりの提言　ほか