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馬場璋造ら 著『建築21世紀はこれからだ 編集者・写真家三〇〇年の視点』

『建築21世紀はこれからだ 編集者・写真家三〇〇年の視点』
馬場璋造、寺松康裕、類洲 環 、中谷正人、神子久忠、松岡満男、小林浩志 著(相模書房 1,890円)

著者は建築誌「新建築」の編集に携わった7人。彼らの現在のまでの活動を積層すると300年になるが、その多大なる知験から改めて建築界を展望し、これからの建築はいかにあるべきかを問う。阪神・淡路大震災、姉歯事件、東日本大震災というかつてない出来事に遭遇してきた今、わかっていることは、「変わらなければならない」ということ。では、いかに変わるのか。7人の論客が独自の視点で語り尽くす。

以下、目次より;

●変わらねばならない建築/建築21世紀への道
●建築を評価する/建築のみどころ・考えどころ
●保存させる建築を設計せよ/世界遺産をつくろう
●建築専門誌と編集者/一般メディアとは違う
●選ばれる設計者になろう/信頼されることが一番
●建築カメラマンの仕事/厳しいプロの世界
●建築写真はどこへいく?/どこからきてどこへむかう など