NEWS | 講演会・ワークショップ
2013.01.30 17:46
エクスペリエンスデザイン、サービスデザイン、コミュニティデザイン……。かつては家具や工業製品が主流だった「デザイン」の領域は、近年凄まじいスピードで広がりを見せています。
こうした時代の変化にあって、デザイナーのあり方やデザインと社会の関わりはどう変わっていくのでしょう?
AXIS、IDEO、takramの3社は、その問いに対する答えを見出すべく、デザインとデザイン領域を越えた多彩なテーマをつなぐ共創型の新たなプラットフォームが必要だと考えました。
毎回お呼びするゲストとともに、世代や専門性の壁を越えて意見を交換し、アイデアを練り上げ、今の日本社会が抱えるさまざまな課題(ソーシャルイシュー)の解決に向けたアイデアや新たな需要の創出につなげていく……。
「Collective Dialogue」は、学生から社会人まで幅広い年代・活動の専門性を持つ人々が集い、オープンな対話を通じてデザインの力を再認識していくとともに、これからの社会や暮らしに対して何らかの提言を行うことを目指したシリーズ形式の創発型クリエイティブセッションです。
初回のゲストにお迎えする参議院議員の鈴木 寛(社会創発家、大阪大学招聘教授、参議院議員)さんは、自らをソーシャルデザイナーと呼んでいます。政治も広い意味では、社会の「デザイン」です。教育、通信、医療、そして日々の暮らしといったあらゆる分野における葛藤や対立と向き合いながら、課題の解決と同時に新たな価値の創出を目指そうとする意識や行動に、政治やデザインという垣根はありません。
参加者一人ひとりが議論の主役となり、全員参加型のオープンな対話によって、これからのデザインやデザイナーの役割について考えてみませんか?
第1回開催について
日 時 2013年2月20日(水) 18:30~21:30 受付18:00~、終了後、懇親会あり
テーマ Our Community
会 場 AXISギャラリー 東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル4F
申し込み方法 メールタイトルに「Collective Dialogue 参加申し込み」とお書きいただき、氏名、フリガナ、職業(会社員の方は社名と所属、学生の方は「学生」とお書きください)、年令、電話番号、メールアドレスを明記のうえ、下記アドレスまで。
collective@axisinc.co.jp
〜本イベントの参加受付は、2月5日(火)の20時をもって終了しました。
参加費 5,000円(一般)、3,000円(学生) ※事前振込み制となります
定 員 42名(応募者多数の場合は抽選で参加者を決定させていただきます)
主 催 AXIS、IDEO、takram design engineering
※本情報は、AXIS × IDEO × takramが主催するイベントのご案内以外には使用いたしません。
1964年生まれ。東京大学法学部卒。1986年通産省入省。中央大学講師などを経て、慶應義塾大学環境情報学部助教授に就任。2001年参議院議員に初当選し、現在2期目。11年6月文部科学副大臣としてスポーツ基本法を制定。12年ロンドンオリンピック・パラリンピック強化タスクフォース(リーダー:岡田武史前サッカー日本代表監督)を設置し本部長に就任。主な著書に『「熟議」で日本の教育を考える』など多数。12年6月社会創発塾を発足させ塾長を務める。現在も、阪大招聘教授他。
http://suzukan.net
本イベントの特色
・ソーシャルイシュー(社会問題)に関する知識を深め、他者と認識を共有しながら新たな視座を見出すという一連のプロセスを体験していただきます。
・ゲスト講師からの「専門領域に関する知識」、参加者同士やAXIS × IDEO × takramとの「人的交流」を得ることができます。
・交わされた意見やアイデア、提案内容を『AXIS』誌などメディアを通じて広く発信することができます。
about AXIS
六本木のAXISビルを拠点として1981年に設立。「デザインのある社会」を目指して、次の3つの活動に取り組む。1. 最先端のデザイン情報の提供、2. 商品や空間を通じたデザインのある生活の提案、3. 企業や組織に対するデザインソリューションの提供。社内にはマーケッ ター、プランナー、マーチャンダイザー、エディター、デザイナーなど各ジャンルのエキスパートが集い、幅広い提案活動を行っている。刊行するデザイン誌『AXIS』は、社会に影響力を持つオピニオンリ ーダーをはじめ、デザイナーやプランナーから学生まで、世代を超え、デザインマインドの高い読者から支持を得ている。
www.axisinc.co.jp
about IDEO
カリフォルニア州パロアルトに本拠を置くデザインコンサルタント会社。サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨーク、ボストン、ロンドン、ミュンヘン、シンガポール、ムンバイ、上海、東京に拠点を持つ。製品、サービス、ヘルスケア、デジタルエクスペリエンス、起業、社会テーマなどに対し、生活に根ざした発想(ヒューマン・センタード・デザイン)でデザインを行う。Apple社の最初のマウスに代表されるプロダクトのデザインから、バンク・オブ・アメリカの金融サービス開発まで、活動の領域は幅広い。米『Business Week』誌、米『Fast Company』誌などで「最もイノベーティブな企業」に選出されている。
www.ideo.com
about takram design engineering
デザインエンジニアリングファーム。デザインと工学の両面から、美しさ・機能性・使い勝手を高い次元で融合するための、新しい製品開発のスタイルの創出を目指す、新世代のデザイン設計事務所。プロトタイプ駆動型の製品開発やワークショップを用いたデザインプロセスなど独自の手法を駆使し、ソフトウェアからハードウェアまで幅広い製品を手がける。Microsoft Innovation Award最優秀賞、独red dot award: product design 2009など受賞多数。
http://www.takram.com
本件に関するお問い合わせは、株式会社アクシス情報企画推進グループ(担当:佐野、上條)まで。
Tel: 03-5572-0800