『「機動戦士ガンダム」の巨大基地をつくる！』
前田建設工業　著（幻冬舎　2,100円）

かつてアニメに描かれた科学は今や空想ではない!?　シリーズの第一巻「マジンガーZ」地下格納庫編と第二巻「銀河鉃道999」高架橋編に続いて、実在の大手ゼネコンが取り組んだのが、アマゾンの地下に建造された「機動戦士ガンダム」地球連邦軍の総司令基地。その名もジャブロー。地球の肺とも呼ばれ、広大な自然の中で多種多様な生物が共存するアマゾン。そんな大自然の地下に大規模な基地をつくる必然性とは何か?　ジャブロー着手時の目的とは何か?　そして、それはどのような開発であったのか?など、「生物多様性」といった環境問題も考慮しつつ、現在の自分たちの知恵を総動員し、大真面目な挑戦を繰り広げる。巻末には山形浩生氏が解説を寄稿。 518ページ。

以下、目次より；

Part.1　復活のファンタジー営業部

Part.2　ジャブロー、基地の前

Part.3　モノアイの理由

Part.4　白熱!　アッガイドーム

Part.5　循環、熱意、重ねて

Part.6　生命、多様性の上に

Part.7　人の造りし滑走路

Part.8　構造!　アッガイドーム

Part.9　じゃブロー地中侵攻作戦

Part.10　ジム 製造の全貌　

Part.11　激闘の狭間で

Part.12　屋上緑化の攻防

Part.13　決戦!　ジム工場

Part.14　終幕に寄せて　

御見積書　ほか