本誌160号の表紙を飾っていただいたトネリコ。インテリアデザイナーの米谷ひろし、君塚 賢、デザイナーの増子由美からなるデザイン事務所です。その彼らによるAXISフォーラムを12月6日（木）に開催します。テーマは「インテリアデザインの深さについて語る」。

▲ 2012年8月完成の「立川LOFT」。今後全国に展開されるLOFT店のインテリア
デザインの基本となる店舗だ。Photo by Nacasa & Partners

このテーマは、今号の表紙インタビューにも登場する米谷氏の言葉です。彼らが師匠と仰ぐ内田 繁氏や倉俣史朗氏が大きな話題を集めていた80年代初め、学生だった米谷氏らは「インテリアデザインとは何か」「デザインの目指すべきところは」といった議論を熱く闘わせていたそう。そういった日頃あまり公では語らないインテリアデザインの考え方や空間に対する思いを、今回のフォーラムでは改めてお話しいただきたいと考えています。

参加ご希望の方は、下記の要領でお申し込みください。

日　時　12月6日（木）19:00〜20:30
　　　　開場18時30分。終了後、懇親会あり

会　場　AXISギャラリー
　　　　東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル4F

参加費　1,000円（税込）

定　員　100名（先着順）

お申し込み方法
メールタイトルに、「AXISフォーラム　トネリコ申し込み」と明記のうえ、氏名・フリガナ、職業、電話番号、メールアドレス、講師への質問とともにforum@axisinc.co.jpまで。

＊本情報は、AXIS主催のイベントおよびアクシスギャラリーイベントのご案内以外には使用いたしません。

▲ Photo by Yoshiaki Tsutsui

トネリコ／米谷ひろし、君塚 賢、増子由美の3人により2002年に結成。米谷は1968年大阪生まれ、武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒、内田 繁のスタジオ80に勤務。現在、多摩美術大学環境デザイン学科研究室で准教授を務める。君塚は、73年神奈川出身、武蔵野美術大学建築学科卒、スタジオ80に所属。現在は武蔵野美術大学で非常勤講師を務める。増子は67年東京生まれ、女子美術短期大学造形科卒、コーディネーターの山田節子に師事。トネリコが手がけたインテリアデザインの近作には、渋谷ロフト、有楽町ロフト、青山見本帖（竹尾）、ルナソル2012オータムコレクション（カネボウ）、西武池袋本店「光の時計口」、金の翼羽田空港などがある。桔梗屋（名古屋の和菓子店）でJCDデザインアワード2006金賞など、受賞歴多数。

＊冒頭の写真は、2012年1月完成の青山見本帖。かつて内田 繁氏がインテリアデザインを手がけた場であった。
Photo by Satoshi Asakawa