NEWS | 展覧会
2012.06.07 13:48
6月14日(木)〜30日(土)まで、東京・九段下のイタリア文化会館で、「アンジェロ・マンジャロッティの哲学とデザインーーマエストロと日本人スタッフとの協働の記録」展が開かれる。
本展の企画は、今年2月にミラノで刊行された『Architetti e Designers Giapponesi dallo Studio Mangiarotti(マンジャロッティ事務所出身の日本人建築家、デザイナーたち)』に端を発し、マンジャロッティと日本人クリエイターたちの協働の記録を、パネルやスケッチ、家具などのプロダクトを通じて紹介するというもの。
91歳を超え、今も現役で活躍するアンジェロ・マンジャロッティの下には、1960年代から現在に至るまで、実に多くの日本人クリエイターが籍を置いている。1989年には帰国したスタッフ数名が、日本で「アンジェロ・マンジャロッティ・アソシエイツ」を結成し、マンジャロッティ来日時の講演会や展覧会、作品集出版などのサポートを続けているそうだ。
アンジェロ・マンジャロッティ・アソシエイツのメンバーは、下記のとおり。河原一郎(故)、川上元美、竹居正武、石井千歳、濱口オサミ、三井一成、奥田宗幸、諸角 敬、豊島夕起夫、元良信彦、天野忠夫、宮川 格、伊藤 節、河合俊和、堀川絹江。
建築、デザイン、彫刻の分野でさまざまな、それぞれの人の記憶に残る作品をつくり続けているマンジャロッティ。その哲学を時代や国を超えて受け継いでいこうという展覧会だ。
会 期 6月14日(木)〜30日(土)
11: 00〜18 : 00
休 館 日曜日
入場料 無料
会 場 イタリア文化会館
主 催 イタリア文化会館
アンジェロ・マンジャロッティ事務所
アンジェロ・マンジャロッティ・アソシエイツ
記念講演会「アンジェロ・マンジャロッティの哲学とデザイン」
日 時 6月13日(水)18 : 00〜20 : 00
基調講演 アンナ・マンジャロッティ/アルベルト・スポジト
座談会 アンジェロ・マンジャロッティ・アソシエイツ
ナビゲーター:淵上正幸(建築ジャーナリスト)
会 場 イタリア文化会館 アニェッリホール
定員350名(受付は会場先着順)
参加無料
日伊逐次通訳