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竹内昌義 著『原発と建築家』

『原発と建築家』
竹内昌義 著(学生出版社 2,100円)

サブタイトルは「原発と建築家: 僕たちは何を設計できるのか。再生可能エネルギーの未来、新しい時代の建築を考えた」。みかんぐみ共同代表にして東北芸術工科大学教授を務める著者は、3.11以降、ストレートな物言いでツイッター上の注目を集めてきた。その彼が「建築家としてどう関われるか」を問いながら専門家を訪ねたインタビュー集。原子力発電をめぐる建築の歴史、安全の概念、都市と地方の関係を見直し、再生可能エネルギーの技術や制度の可能性を探りながら、関わり、発言することの大切さを確認する。

以下、目次より;

インタビュー1 松隈 洋 建築家として何を話せるのだろう
インタビュー2 後藤 政志 安全を設計するのは誰なのか
インタビュー3 佐藤 栄佐久 発電所を受け入れた町になにが起こるのか
エッセイ──なぜ、環境的な建築の必要性を感じたのか 竹内昌義
インタビュー4 池田 一昭 「スマートな都市」をイメージしてみる
インタビュー5 清水 精太 エネルギーのベストミックスは何か
インタビュー6 林 昌宏 再生可能エネルギーは不安定なのか
インタビュー7 三浦 秀一 地方でこそ再生可能エネルギーを活かせないか
インタビュー8 飯田 哲也 建築家として、何から始められるだろう