NEWS | プロダクト
2012.02.11 14:42
『〈民藝〉のレッスン つたなさの技法 』
鞍田 崇+フィルムアート編集部 編(フィルムアート社 1,785円)
20世紀のはじめ、社会と芸術のあり方を一新すべく、柳 宗悦らによって展開された民藝運動。古くて新しい民藝の世界に、いまあらためて関心が集まっている。本書は、塚本由晴や服部滋樹ら、建築家、デザイナー、料理研究家、哲学者、陶芸家など、さまざまなジャンルで活躍する執筆者たちが、民藝の「思想」と「実践」を、現代的な視点から明らかにしつつ、現代の暮らしを見つめ直す「レッスン」を展開する。モノに囲まれた時代に注ぐ、まなざしのあり方とは? 四六判、208ページ。
以下、目次より;
●つたなさの技法
●民藝は私たちに何をもたらすのか? 中沢新一×鞍田崇
●民藝の思想とは何か?
●民藝を「実証」する
●「再解釈」される民藝
●民藝にまつわるスタイル16
●民藝の歴史
●民藝をめぐる11の質問