『ヨーロッパの住宅広告』
森井ユカ　著（産業編集センター　1,575円）

立体造形家で雑貨コレクターとしても知られる著者が2005年から現在まで、ヨーロッパを中心に集めた膨大な量の住宅広告。そのなかからセレクトして紹介、解説を加えていく。間取り図ナシが一般的であったり、サウナは必須、地下倉庫アリが普通……など、ところかわれば、住居に求めるものもかわる、ということがよくわかる1冊。オマケで掲載された台湾、香港、シンガポール、ワシントン、ドバイの住宅広告から漂ってくるお国柄や国民性も面白い。136ページ。

以下、目次より；

ヨーロッパの住宅広告　パリ、ヘルシンキ、ストックホルム、ユトレヒト、ベルリン、ロンドン
オマケ　その他の国の住宅広告　台湾、香港、シンガポール、ワシントン、ドバイ
コラム　ホームセンター探訪inストックホルム／不法占拠するが勝ち?　クラークパン／東ベルリンの置き土産　プレハブ建築「プラッテンバウ」／フラットメイト探しの「お見合いパーティ」、大盛況! ほか