『デザイン工学の世界』
芝浦工業大学 デザイン工学部　編（三樹書房　2,520円）

設計・計画・企画において、対象を科学的に分析し、人にとって有用なモノ・空間・情報を生み出そうとする学問であるデザイン工学。これは、建築や都市計画、製品、IT関連など、いまあらゆる分野で期待されているデザインエンジニアを目指す者たちに向けて、デザイン工学の目的からプロセス、その手法について丁寧に解説した入門書。豊富な写真や図版とともに、デザイン全般に興味がある人にもわかりやすく読める。A5版・並製点・224ページ。

以下、目次より；

1章　私たちの社会・産業とデザイン
デザインとは、デザイン工学とは
建築・空間デザインの歴史と近代化
プロダクトデザインの歴史と近代化　ほか

2章　様々なデザイン分野
現代の建築・空間デザイン
現在のプロダクトデザイン
現代のエンジニアリングデザイン　ほか

3章　デザインを製品化するエンジニアリング（デザイン工学）
デザインを支える設計技術
デザインを支える製造技術　ほか

4章　デザイン工学が切り拓く社会と産業
建築・空間デザイン
プロダクトデザイン
エンジニアリングデザイン　ほか

5章　これからのデザインエンジニアに期待すること