NEWS | グラフィック
2011.02.16 10:24
『フォントのふしぎ』
小林 章 著(美術出版社 2,100円)
ドイツ・ライノタイプ社のタイプディレクター、小林 章が欧米の街中にある看板やスーパーで見つけた食品パッケージなどの写真を見ながら、欧文フォントにまつわるさまざまなトリビアを解説。高級ブランドのロゴはなぜ高級そうにみえるのか? Aの右側の棒はなぜ太いのか?など欧文フォントにまつわる素朴な疑問を解き明かしていく。装丁は祖父江 慎が担当。A5判、208ページ
以下、目次より。
1. 高級ブランドはなぜ高級そうに見える?
マイケル・ジャクソン「THIS IS IT」の王道感
ゴディバのロゴの変遷
ディーン&デルーカやピエール・マルコリーニの王道感
ファッションブランドのロゴ
ダイソンの使っている書体は ほか
2. ヨーロッパの街をつくっているフォント
ルーブル美術館が使っているフォント
フランスっぽい筆記体
味のある文字・イギリス
消えつつあるドイツ文字 ほか
3. フォントは見た目で選んでOK
インストール済みのフォントってタダなの?
フォントは見た目で選んでOK
フォントの選び方を間違えると命取りか?
タイプライターっぽさの演出効果 ほか
4. 意外と知らない文字と記号の話
目の錯覚
Aの右側が太いワケ
Uって昔はなかった?
識別しやすいFrutigerの数字 ほか