テキサス生まれのレーシングドライバー、キャロル・シェルビーは、打倒フェラーリを目指してクルマ作りに着手する。旧式な英国製ACのシャシーに、鈍重なアメリカ製プッシュロッド式エンジンを組み合わせたACコブラは、高度に洗練されたフェラーリGTOに較べれば、この上なく粗野なクルマであった。この英米のホットロッドに改良を加えながら、マラネロのマシンに敢然と立ち向かったのである。1965年のルマン、ついにシェルビーはGT部門でエンツオ・フェラーリに苦杯をなめさせ、レース界をあっと言わせた。キング・コブラのニックネームを持つコブラ427は、シリーズの中でも最強のマシンである。(展覧会解説より) 1/16サイズ

「1/9の小宇宙」歴史的名車をスクラッチモデルでつくる
高梨廣孝 スクラッチモデル作品展
2011年2月4日（金）～17日（木）11:00～19:00
AXIS［シンポジア］にて
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