50年代のレースを語る時、MVアグスタの名を忘れることはできない。ヘリコプターの生産に従事していたドメニコ・アグスタは、ジレラから2人の優秀な技術者を引き抜きレース界に殴り込みをかける。ジレラで培われたDOHC 4気筒に磨きをかけ 熟成させた最強のマシンは、長い間レース界の頂点に君臨することになる。1952年の最初のタイトルを皮切りに、GPでの 優勝回数は実に275回、個人/メーカータイトルは通算75回にも及ぶ空前絶後の最強軍団を誇った。ここに展示するコルサ500は、ドメニコ・アグスタが世界制覇へと野望を昇華させた時代の500ccフォアである。(展覧会解説より)
▲ 未塗装のアグスタ
「1/9の小宇宙」歴史的名車をスクラッチモデルでつくる
高梨廣孝 スクラッチモデル作品展
2011年2月4日(金)~17日(木)11:00~19:00
AXIS[シンポジア]にて
詳細はこちら