ドゥカティ初の水冷エンジンを搭載した851シリーズは1988年に発表された。フェラーリF1と共通のセグメントを用いたウエーバー・マレリー製のインジェクションを採用。今までのLツインより格段にパワフルとなり、888cc,121ps/10,500rpmの最高出力を発揮するスーパーバイクに生まれ変わった。そして、1990年、念願だったスーパーバイク世界選手権のタイトルを獲得する。ドゥカティのトレードマークになっているLツインともうひとつの特徴は、トラス構造によるパイプフレームである。アルミ製ツインチューブより設計の自由度があり、コンパクトで軽いという利点がある。しかも、エンジンブロックを強度メンバーとして使う巧妙な設計がなされている。(展覧会解説より)
▲ パーツの一部
「1/9の小宇宙」歴史的名車をスクラッチモデルでつくる
高梨廣孝 スクラッチモデル作品展
2011年2月4日(金)〜17日(木)11:00〜19:00
AXIS[シンポジア]にて
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