NEWS | 見本市・展示会
2010.09.05 16:02
9月3日より7日まで、パリ近郊のノール見本市会場で恒例の「メゾン・エ・オブジェ」が開催されています。1月に次いで、今年2度目となる9月展ですが、新たに完成した新ホール(Hall-7)のオープンや、ムーブル・パリが初めて同会場で実施されるなど、話題も少なくありません。
8つのホールからなる各インテリアセクターの展示は、時間があればくまなく見て回ることをお薦めします。華やかで、魅力的なディスプレイの数々、“生活を彩る”という名の下に考案された家具や雑貨、アクセサリー類など、最新のトレンドだけでなく、歴史が磨き上げてきた既知の文化の魅力を発見する場としても楽しめます。
フランス人がよく持ち出す言葉に「Art d’virvre(アール・ド・ヴィーヴル)」というものがありますが、「メゾン・エ・オブジェ」の会場に足を踏み入れるたびに、生活を大いに楽しむことこそが、精神的な豊かさの獲得や、質の高い創造につながっていくのだと、実感させられます。