「SUSアルミ共生 Competition‘10」 作品募集中
8月19日にはセミナーを開催

今回のコンペの対象となる福島県須賀川市の旧・市立東山小学校。

昨年に続き、SUS株式会社主催の「SUSアルミ共生 Competition‘10」が作品を募集中です。今年のテーマは「アルミによる廃校の再利用」。対象となるのは、福島県須賀川市の山間部にある旧・市立東山小学校の校舎。現在、SUSが市から借り受け、自社の研修施設として活用していますが、一部が老朽化し十分に機能せず、今後増改築する予定。

そこで、将来における宿泊可能な施設利用も考慮に入れ、研修施設としてのサポート機能を、周辺の自然環境と融和した快適な空間として、アルミの特性を活かしたデザインを募集。

さらに、それだけでなく、ここで学び育った卒業生の思い出ある校舎が、地域住民の交流の場として、地域活性化のシンボルとなるような魅力のある提案が望まれます。諸条件が整う場合、最優秀賞は基本計画として実施することを考慮されるとのこと。

来る8月19日(木)には六本木アクシスギャラリーで、須賀川市長、橋本克也氏をはじめ今回の審査員の方々による「SUS共生建築セミナー」が開催されます。旧・東山小学校のフォト・スライドの上映も予定されていますので、応募してみようという方はぜひご参加ください。

「SUSアルミ共生 Competition‘10」

テーマ:アルミによる廃校の再利用

作品提出受付期間:2010年7月1日(水)〜9月30日(木)まで

賞金:最優秀賞1点 100万円/優秀賞2点 各30万円/佳作3点 各10万円(すべて税込み)

審査委員:安田幸一(建築家・東京工業大学教授)/橋本克也(須賀川市長)/飯嶋俊比古(構造家・飯島建築事務所代表)/石田保夫(SUS株式会社代表取締役社長)

SUSアルミ共生建築セミナー

日時:8月19日(木)15:00〜17:50(会場14:30)

参加募集締切:8月6日(金)

会場:アクシスギャラリー(東京・六本木AXISビル4階)

参加費:無料

内容:審査員によるレトロフィットとデザイン、山間地域の活性化、アルミ建築の構造といった観点からの講演。旧東山小学校のフォトスライドの上映も予定。

コンペの応募詳細およびセミナーの申し込みはこちらから。