2009年度アジアデザイン賞授賞式より。伊東豊雄氏は照明「Mayuhana」（ヤマギワ）で大賞を受賞。

2010年度アジアデザイン賞の応募締切（7月31日）が迫ってきました。日本から多くの受賞者を出した昨年に続き、今回もアジアの代表としてのジャパンデザインへは大きな期待がかけられています。

同賞のディレクターを務める、香港デザインセンターのエイミー・チョウ氏曰く、「日本からは毎年イノベーティブで独自の美意識に満ちた作品の応募があり、ひじょうに高い評価を得ています。アジアデザイン賞への応募を検討しながらも、最終的に言葉の問題から取りやめる日本のデザイナーの方々もいらっしゃるようですが、そんなことは心配ご無用。まずは作品を提出下さい。われわれの経験から言って、本当に良いデザインであれば、自ずと作品が訴えかけ、高い評価を得るはずです。また、受賞によって、広くアジア、特に中国市場へのアクセスをサポートできることは間違いありません」。

われわれが日本にいて想像する以上に、海外からのアジアデザイン賞への注目度にはひじょうに高いものがあります。

昨年の審査会と授賞式の模様はこちら。

アジアデザイン賞（DFAA: Design for Asia Award）募集概要

主催：香港デザインセンター

応募対象分野：下記18カテゴリーのデザイン。
●アパレル及びアクセサリー・デザイン
・日常ファッション：メンズウェア、レディスウェア、子供服
・機能性ファッション：スポーツウェア、防護服
・ファッション雑貨：フットウェア、宝飾品、めがね、バッグ
●コミュニケーション・デザイン
・アイデンティティ&ブランディング：ビジュアル・アイデンティティ、ブランディング計画、環境グラフィック、標識
・インタラクティブ・メディア：デジタル装置、ウェブサイト、CD/DVD ROM、携帯アプリケーション
・パッケージ
・出版：書籍デザイン、雑誌デザイン、年次報告書
・ポスター/販促素材：ダイレクトメール、カード、ポスター
・タイポグラフィ
●プロダクト/工業デザイン
・家庭用品：家庭機器、キッチン機器、照明
・ホームウェア：ホームウェア、ホーム雑貨、キッチンウェア、家具
・ワーク/商業機器：オフィス/ビジネス機器、家具、照明、商業/工業機器
・コンピュータ/通信：コンピュータ機器、周辺機器、PDA、電話
・レジャー/エンタテインメント：スポーツ器具、オーディオ/ビデオ機器、玩具、ゲーム
●環境デザイン
・ホーム：住宅スペース
・商業：作業スペース、小売スペース
・ホスピタリティ/レジャー：ホテル、レストラン、バー、スパ
・文化、公共、展示：公共施設、展示デザイン

応募基準：2008年1月1日から2010年7月31日までの期間中に1カ国以上のアジア市場に商業製品として投入されたデザインが対象。

スケジュール：
●応募締切：2010年7月31日
●第一次審査：2010年8月
●大賞審査：2010年9月
●受賞式典：2010年12月

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問い合わせ（メールのみ）
英語　enquiry@dfaaward.com
日本語　info@mypressroom.net

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