NEWS | 講演会・ワークショップ
2010.06.11 13:51
1月に審査結果が発表された「iida AWARD 2010」。国内外の学生を対象にし、受賞者作品の製品化を明確に謳っているのが大きな特徴の1つ。実は、すでに2月から製品化に向けて動き出しており、受賞者である学生たちを中心にワークショップが開かれています。
5月半ばのワークショップでは、設計前の仕様の決定や品質管理上の懸念事項についてのミーティングが行われました。学生たちにとってはもちろん初めての経験。製造上の問題点や品質管理の厳しさ、コストなど詳細な検討に驚くとともに、当初のデザインイメージとの乖離に悩む場面も……。しかし、それもデザイナーの端くれ(失礼!)としてとても貴重な経験のはず。
発売に向けて6月以降は最終的な詰めの段階に入ります。現状の詳細をお見せできないのが残念ですが、今一度、受賞者作品を振り返ると……。
これらがどのような姿で製品化されるのか、今から楽しみ。自らデザインした製品が店頭に並ぶ日を目指して、受賞者の皆さんの奮闘は続きます。