NEWS | 展覧会
2010.05.27 21:12
六本木の2つの会場で開催する「世界を変えるデザイン展 〜imagine another life through the products〜」。明日 28日(金)11時からの「AXISギャラリー会場」に先行してスタートしている「東京ミッドタウン・デザインハブ会場」の模様をお伝えします。両会場とも、会期は6月13日(日)まで。入場無料です。
デザインハブ会場のオープン前日には、プレス向けプレビューとオープニングレセプションを開催。本展実行委員会の本村拓人委員長が、展覧会にかける想いと趣旨を解説しました。来場者は、世界の国々だけでなく、自らの「仕事」について考えるきっかけも得られそうです。
世界の9割に当たる貧困層の人々の暮らしに寄与する製品を一堂に集めた展示は、独自の基準で選ばれた70点強が並び、そのほとんどを実際に手に取って確かめられます。
水、食糧、エネルギー、健康、住居、モビリティー、教育、そして情報へのアクセス。それら8つにまつわる課題を改善することで、新しい「時間」を創出し、新たに「継続的な仕事」へ取り組むのにつながるようなプロダクトが多く見られます。外観や機能だけではなく、生産や流通の過程にも目を向けて展示品が選ばれたのが特徴です。
開場は11時〜19時まで(会期中は無休)。AXISギャラリーでは、既存の製品や進行中のプロジェクトを、映像やパネルでさらに掘り下げて解説する予定です。両会場を訪れることで、プロダクトを通じて認識する世界の現状について、立体的に理解を深めていける構成になっています。