新刊案内
東京大学「デジタルパブリックアートを創出する技術」プロジェクト編著
『空気の港 テクノロジー×空気で感じる新しい世界』

『空気の港 テクノロジー×空気で感じる新しい世界』
東京大学「デジタルパブリックアートを創出する技術」プロジェクト 編著/森本美絵 撮影(美術出版社 2,100円)

AXIS140号特集「プロジェクトレポート」でも紹介した、昨年10〜11月に羽田空港内で開催されたパブリックアート展「空気の港」。その制作過程を収録したアートブック。飛行機の離陸に合わせてLEDを点滅させる「出発の星座」や、自分の姿が時計の時針と分針になって表示される「自針と分針」など、東京大学の研究者とアーティスト鈴木康広が取り組んだパブリックアート19点を掲載。作品の制作過程や技術解説、インタビュー、シンポジウムの模様なども網羅し、アートとテクノロジーの両面から楽しめる。160ページ。280×195mm。日英併記。

以下、目次より。

●まえがき:空気の港とは?/パブリックアートとは?
●収録作品:呼吸する空港/空気のひろば/Please watch your step/かばんの鳥/空気の人/大きな空気の人/1と2の消息/自針と分針/風見鶏の視点/出発の星座/星に座る椅子/アーキ・マキナ/まばたきの葉/目と鼻の先 チョコレートの旅/木陰のスクリーン 鳥の離発着/PASMOの星座
●サイドストーリー:トークショー(八谷和彦、箭内道彦、KIKI、原研哉)/ワークショプ/マップ/インタビュー/シンポジウム(岩井俊雄、隈研吾、長谷川一、北川フラム)など。